「エンジェル周辺の巻」04.April.07
今回は非常に晴れに恵まれていたのであります。
本日も晴天ナリ!の図
僕がピローズのプロデュースでいたスタジオ、
Britania Rowがあった辺りは、地下鉄のAngel
(エンジェル)という駅周辺で、いわば下町。
それが10年くらいまえに開発の手が入りかな
りオシャレになったのであります。
イカシタ飯屋が増えていました。
その一つ、Duke of Cambridgeでランチン
グ!生憎写真を取るのを忘れるくらいうめか
った。見た目は所謂パブですが、グルミ〜
&オーガニックちゅうことらしいっす。
Pub は基本自分で注文を言いに行くのだ。
呼べば必ず来るけど・・(夕方フレンド)
ジュディはハドックのフィッシュケイキとポ
テトスープ。デッケえハドック(たら)にい
ろんなハーブや野菜を練り込んだケーキを香
ばしく焼いてありその上に半熟卵が・・・。
人気のメニューらしく、皆オーダってた。
パンだけでゴメンなさいの図(汗)
ぼくはラムのシシューとポテトスープ。ラム
が原型ギリギリのほぐれ煮状態にしてあって
デミグリ〜な世界。うめかったっす。
黒板メニュから葡萄をチェック!!!全部ビ
オ系でぼくはソーヴィニオンブランを選んだ。
昔は葡萄の種類によって作る場所というか地方
が法律によって定められていたのだけれど、最
近グシャグシャになってきたので嬉しボク楽し
ボク飲むボク。
ソーヴィニヨンブラン線引きの図
グラスにちゃんと量の線がひいてあるのが
オモロカッタ。なかなかスム〜ズなソヴィブ。
全体になかなか落ち着いた雰囲気。
&飯も酒もおいチイ。パブ的喧しさ無し。
が、この時僕が感じた事があった。
値段だ!
そんなにたくさん食べていないのに、
50ポンド。
1ポンド240円として12,000円。
ポテトスープのハーフ2杯。
ハドックのフィッシュケーキ。
ラムのシチュー。
エールハーフパイント。
ギネスのハーフ。
白ワイン。
現在の日本人の感覚からするとかなりEXPENSIVE!!
日本の生活に慣れていた人間にとってこの値段はショック!
高いのは日本が一番!と思ってたことも相まって考えさせ
られた。強引に経済を引き上げてるのかな?とも思えた。
地元の日本人も意見は様々。
「みんなどうやって暮らしてるんだろ?」っていう人や、
「みんな結構高い給料もらってるんだよ!」つう人もいた。
「個人単位でバブルがはじけている!」つう人もいた。
日本と同じでネットバブラ〜とか増えてんだろな。
とにかく倫敦は今世界一物価高と思われる。
こういうの軽いデフレちゅうの?
僕あまり興味ありませんが・・・
そして本日のヘンテコNo.1はこれ!!
トタン板でできた協会。
今日観る予定のライヴ会場、Luminarieがある駅前
にありやした。ちょっと解りにくく恐縮ですが、
全部トタンで出来ていました。こんなんはじめてだな。
さぞかし雨の日曜日は牧師の声が聞きづらい
ことでしょう。
さて、ライヴですが、
PAUL CURRERI(ポールカーレリー)
英国のなぎらけんいちと言えよう!
唄の途中で客が爆笑するのだ。
ボクらは全然解らないのでメインアクト
なのに途中で帰ってしまった(笑)
メシ食いにいった。
+ Benjamin Wetherill
これにはやられた。すごく痩せた人で多分
サラリーマンだ。ステージに上がると上着
を脱ぎ弾き語りを始めるも、グリーンスリ
ーブスや田舎民謡的な曲をドノヴァン的チ
リメンヴォイスで唄い始める。時々笑いも
取ってた。英国演歌っぽくもある。ビート
ルズのガールみたいな曲のレパートリ〜。
+ DONT MOVE!
これにもやられたpart2。アコギとエレベー
のプログレフォークデュオ。DONT MOVE!
と書いてある、札を持って上がって来て、
マイクスタンドにかける。それで一笑い。
演奏はきわめて上手。仕掛けバシバシの
リズム正確の音もいい。
第2夜にして全く違う土壌ミュージックの
洗礼を受けた楽しい夜。