「素朴で過激な毎日」の紹介

PreAprilFool Live at Shinnjuku PIT INN ジャズギドラ!!
 
2002.03.31 新宿ピットイン


1.リハが始まる

PM4時にマネージャーの八百松こと松本がピックアップに白井家到着。僕も八百松も新ピは初めてなので、ちょい早めに出て様子を伺う感じング。日曜日である関係上メチャクチャ早く着いてしまうのであった。
 
ローディの健太パパが今日でローデイ職から離れ、マネージャー職に就く。それゆえ終わってから軽く飯でも・・・というイメージであった。時間に余裕があったので、そこいらを歩き回り、イカシタめし屋を捜す。ムーンライダーズがよく使う「呑じゃ家」という店のトイメンに「新宿食堂T-hut」っちゅう店をチェック!「ここにすんべえ!」(笑)と決心。安心してピットインに戻る。


2.ヴォーカルチェック

ピットインというジャズクラブは昼の部もあり、ぼくらが着いてもまだ演奏していたのである。そやさかいに、玄関で終わるのを待つ。そういえば僕は学生の頃、まだピットインが紀伊国屋の裏にあったころ、友達と並んでジャズを聴いたな〜〜!と感慨にひたりながら、新宿のビル風を受け、眩しい気分に満たされるのであった。

ビルの入り口の階段にすわっていると、村田君が到着。一緒に地下に行くと、もう既に昼の部のお客さんも引けてすんなりと中に入れた。
 


3.Standard number with"GUITAGIDORA"

今日1日無事にいきますようにと会場を見渡して、スーっといきを吸い込む。高校時代バスケ部だった僕は試合の会場に行くと、必ずコートのまん中に寝ころがってストレッチをした。コートに馴染むためです。

その考え方は今も続いていて、客席に必ず座ってみるのです。そしてイマジネーションをシャンプーしてリハに挑むのです。渋谷公会堂でもしますし、ライヴハウスでもやるし、どこでもそうします。集中力も増す感じ。

村田君はトロンボーン奏者でありまして、あまりリハをやりすぎると唇が物理的に疲れてしまうので、かる〜いチェック程度のリハで終わります。


4.本番前の楽屋風景。

本番で思いきり自分のパワーをぶつけてきます。

1. Little Rootie Tootie:セロニアスモンクの曲。ムーンライダーズの「ダイアモロンズトリビューン」に入っているRound About Midnightもこの人の曲。ジャズ界の異才。ロック界の白井良明にも相当するといえよう。

2.新宿狩猟オンザヒル+01.11.15:渋谷狩猟オンザヒルの新宿ヴァージョン 。プラス村田君の曲。またしても合体ものをしてしまった。(喜)

3.Bossa For Tom:ムラタ君の筆による美しいボッサバラード。ムラタ君がソロをしている時はとても楽なのだが、自分のソロになるとまるでひとりなので根性が必要!


5.本番スタート!

4.Pre April Fool:村田曲。フメンにはスカ、と書いてありましたが、セッションをするうちにサーフィンな感じになりました。ましかし、サーフィンな曲をデュオでやるなんてさすがプリプリじゃな!

5.ESTATE:これも村田君の曲だとばかり思っていたら、ジョアンジルベルトの曲だって、突っ込まれた(汗)。気持ちは限り無くジプシー。ギターの音色が非常に曲にマッチする。

6.Living Room Session:ガカリョーの曲。フラマンとはまた一風違った味わいジャッタノゥ!

ここでひとまず休憩。ジャズライヴは休憩をはさんで1時間ずつというのがスタンダードなのです。


6.ジャズギドラは超幻想的かつクール。

7.Spanish Caravan:ドアーズの曲。村田君は僕の曲だた思ってたみたいね (笑)

8.曲繋ぎでラウンドミッドナイト:ここでギタギドラが登場!ジャズの曲はコードが難しいのでギドラでできるかな!と思っていたんですが、なんとかなるもの。この日ばかりはギタギドラと長く付き合っていてよかったとつくずく思いました。

9.Wrecker: 村田君率いるソリッドブラスの大ファンクナンバーをデュオで・・・という離れ技的発想。大変身した名曲であります。アンダーカレント(ビルエヴァンスとジムホール)の21世紀版か?

10.第3の男+ヴェンチャーズメドレー:コケティッシュ!!軽快。

11.The Improvisation:まさにギタギドラとボーンのスーパー即興。いい感じの5〜6分。

12.テンションの高い演奏のあとは清らかなトラベシアで終わる。

13.アンコール マウンテン:白井のオリジナル。村田君のポエトリーリーディングでオールフィニッシュであります。

今回は僕の新たな挑戦でありまして、これで芸域の拡大の可能性も出て来ました。今年は次のステップに向けて、いろんなことにトライしたい。プリエイプリルフールはその一環で成果あり。絶対またやる。

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