トンピクレンフューチャリズモ　 [ フジロック2]

ス～パ～緊急アップ参上！！シリーズ第一弾
01フジロック御出演ホウコキングシャンプー！！VOL2.（続きであります）

その日はモグワイ、あら煮酢もりセット、エコバニ、ニールという具合に外タレデーになった訳で、みんなそれぞれに個性的でおもろかったでありました。やはり自分に忠実に表現を遂行していけば、あとは自然に遺伝子が個性を拡げていってくれるのかなっと思いました。集中ですな！やはり芸は・・・マダガスカルも特殊な気候だから独特の生態系、そして皆があつまってくる。

その夜は結局皆とはぐれて、白・橿・松・若で部屋で麦を体内に注入して就寝。

翌日は、ニールの会場で突如会った大友さんが担当している、「THIN MAN」つうペキンのバンドの演奏を聴きに行く。リンプビスケッティないかしたラップロックでありました。クロスオーヴァー的な公約数とその奥に拡がる広大なチャイナ大地的素数が垣間見えるような気がしました。

　終わって楽屋に行って皆でワイワイやってたら、ヴォーカルの人が自分達のＣＤとプロモーションキャップをくれました。うれしかったです。今度ペキンに行ったらとめてもらうことにしました。チャッカリカリ！！

そのあと羅針盤を暫く見て、宿舎に戻る道すがら、岡田さんに会いペロリンパ、ムーンライダーズマネジャーの野田さんに会いピコリンコ、その後、イーストウエストのハリー吉田に会いクチョクペキー、ホテル近くまで来ると、鯨クン、ふーちゃん、浜崎さん（エガリテ社長）、笹川さん（ムーンライダーズ舞台監督）達と会いピロチレチョモラー！！
　
　してして楽屋に戻るとなんとそこは、ちょっとせまこっちー楽屋！冬用の御家族のための二段ベッド二対の、全部で８丈ほどのお部屋でありました。昼飯食べたらスイマーが真珠の飛沫をあげてやって来たので、上段に登りグ～～～～！ヒロヒロヒロヒロ、グ～～～～！ヒロヒロヒロヒロ、グ～～～～！ヒロヒロヒロヒロ・・・
　
ふと気がつくと、８０年代の頃のハリウッドの「キングコング」リメイク盤がテレビでやってたので、見ながら出番を待ったのでありました。ジェシカラングがアイドリーなフェロモニズムを発揮していて、付き添いパパムラムラ系を演出！東宝で昔やってたキングコンちゃんのセオリーを着実に踏襲しておりました。

９　さて本番直前！！最近のテーマは狂気。でありましたからして、こんな格好になりました。ギターをいっぱい体にくっつけて出よう！と思った。なんとなしのイメージが花柄とカーキ色になったので、それを受けての発想であった。

皆に壊れてるって言われた！！光栄でした。

皆に壊れてるって言われた！！光栄でした。

皆に壊れてるって言われた！！光栄でした。

皆に壊れてるって言われた！！光栄でした。

9：結構重かったんよ

１０　この日は夕方の出番。終盤に差し掛かると、ステージにライトが灯る。それにともない、あかりを求めて各種動物が集まってきます。まずはトンボ。

　　ヴォーカルマイクの上にポツンと停まった。ちょうど演奏していない時であったので、そっと捕まえて・・・・

　「いまおいちゃんお仕事中だから、ちょっとどいててね！ごめんね！」

　そう言いながら放すと、間もなく漆黒の空になるであろう薄暗闇の彼方にチロチロと飛んでいってくれたのでした。どうもありがとうトンボさん。

10：やっさんの顔のＴシャツが今一分かりにくい

１１　そして次なる登場動物は蜂であります。これにはさすがの番長もビビりましたでござる。でっけえんだまたそれが・・・　　　最後の曲、グランジ埠頭の演奏中のこと。気持ちよくガンガンガンガンって弾いていてふと気がつくと、ギターのネックのちょうどコードのＦを押さえるところにハチのムサシが停まろうとしてるじゃないの！や、やめて！　　　　　Ｆはさびで使う重要なコード！やめて、停まらないでちょ！お願い”～～～～！	11：照明が灯りはじめる
１２　という願いも空しくムサシは無情にもＦのところに鎮座してしまった。「どうぢよう（ワナワナ）あと８小節でサビじゃ、ま、まずいぞ！」　「そうだ、ごりさんに払ってもらおう！」　そのまま、ステージ袖になんとなく歩いて行くと、ごりさん分かったらしく目がビビッテいる。「頼む払ってくれ、あと二小節でさびだよ～（号泣）」　　間一髪、ごりさんがムサシを紙かなんかで追い払ってくれた。うれしくて頭の先までピコピコになったところで、ステージに戻ると、わ！また　ムサシである。（汗）ムサシが再来襲！	12：アーチスト同志がかち合わないように送迎その他に気をつかっておる感じであった。
１３　今度はおれの腕に停まろうとしてる！！もう気が遠くなりそげであった。おまけに羽根が汗だくの腕をかすめてビリビリしとる。（恐）　　18才の時から音楽で飯を食うと決めこの日まで、たとえ台風が起きても、スタジオは休まなかった。ビッグなアーチストが怒ってしまっても、正しいと思ったフレーズはガンとして録音してきた。イカシタグルーヴができても古いと思ったら何度もやり直した。　例え、ムサシが私を刺して、お迎えが来ようとも僕はギターを引き続けるべきか？そ、そうだよな。そうしないでなにが、音楽人生だよな！よく見るとムサシはなんの脈絡もなく、羽根をばたつかせ、むしろ結構可愛いのだ。　「停まってもいいけど、刺さないでね！」と心は叫ぶ。　「ここで死ぬのはまずい、ギターの借金がまだ残っとる」と預金通帳は叫ぶ。　とその時、何を思ったのか咄嗟にドラムのヤマ台の上に登ったのだ。写真の後ろの方に見える黒い台でございます。それがよかったんですね。見るとムサシはいなくなってました。他のメンバーのとこに飛んでッた模様。ムサシさん、ありがとうございます。これからも宜しくお願いいたします。と言いつつ最後の曲を無事終え、ステージを去ったのであります。	13：ぶっつけ本番であったのでなぜかカシブチ君の方をよく見たのだ。１４全体像であります。
１５　アレックエンパイアさんと記念撮影！アタリティーンエイジだった人です。　以上,フジロックホウコキング品評会でした～った～った～。