「素朴で過激な毎日」の紹介

アートポート本番の中の本番
2001年5月16日(水)

  

この日はアーットポーットの衣系ライヴ
花盛りの日。

一番目は宍戸留美さん。
とてもキュートな可愛らしい方でした。 楽屋でお話していても、場がパっとあかるくなる感じの美女でありました。 ドラムの人がもとタートルズのドラマーで、現白井良明のマネージャーで あるところの松本ヤスオがかつてマネージャーであったということもあり、 親しみ倍増、盛り上がり3倍増でナゴヤカなアルペジオが楽屋中に溢れ、和やかなうちにリハから本番 へとゆっくり進んで行く。


皆さん長い間スタンディングありがとうございました。

ギグのリハというのは普通一番最後に出るグループからやるのであるが、この日はちょいとした都合で、「うずまき」か らリハが始まる。リハ聞いて思ったのはとても洗練された、トレインされた、コーラスが 綺麗なバンドといったところ。
 

  我がアートポートとは正反対に位置する感じ。 宍戸留美ちゃんのステージ中、ヴォーカルの彼といっぱい話したあがた君 のベストで演奏してる話しや、バンドの由来やその他沢山。他のメンバーも みんな可愛い人たちだったよ。会場には久保田真琴さんも来ていた。軽く挨拶をしたのであ〜〜〜〜〜る。

そしてアートポートが始まる。曲(目+順)

1 町会電磁人
(オーマイチベット)
  
  昔のアートポートの感じだとイントリングは、ロバートフリッピーでウォーターミュージックな感じでありましたが、今回はより実験的というか、記号的というか、シグナルポップというか、そんな感じからの導入。本編はあまり変わらず、小節(コブシと読む。ショウセツではない)バシバシのいかした民謡ロック。チベットの山々に志半ばにして眠る、多くの冒険家達に送るレクイエミーな曲であります。

2 香港パクン
(ロンドンタウン)
  
  とてもロンドンなサウンド。ヤマタカ帽のおっさんが歩いてそうな、煙りモックリな男らしい作品。

3 暴君で〜〜す!。
(ブロークンデイズ)
 アートポートは名曲、泣きのバンドで、ある種ありまして、その数ある名曲中の中の名曲であります。発表当時は「こんな大事な時に3人で勝手にグルーピングしやがって」と昔に社長に嫌味を背中で受けながらの活動でありました。事の顛末は話すとなが〜〜〜くなるのでやめときましょう。

4 積み木べた
(紡ぎ歌)
  
  紡ぎ歌はアルバム、ムーンライダーズに入っている樫ブチ先生の作品。原曲はチャイニーなイメージで迫っていましたが、イントロ、間奏をブラーリーに攻め、本編をスカにしました。そういえば、最近の僕は曲を作ろうと思う時、ブラーのことが頭をよぎります。やはりロンドナーなのでしょうか?「あ!何か聴こえる」もブリーな感じありまする。最初はさびはカントリーっぽくしたかったですが、作業にはいるとああなったのであります。

5 血尿のパサツクのはあんまり気にしないほうがいい
(月曜の朝にはとるに足らない話)
 この辺は是非スリーピースでやりたかったのであります。裸な感じでやりたかったのであります。スリーピースというのはロックの基本でありまして、僕の大好きな編成であります。スリーピースは大体、ビート系でもハーどロックでも、ジャズでも好きです。

6 鉄我氷貴殿
(アイスな僕とアイアンな君)
 この曲も是非スリーピースでやりたかったのであります。裸な感じでやりたかったのであります。スリーピースというのはロックの基本でありまして、僕の大好きな編成であります。スリーピースは大体、ビート系でもハーどロックでも、ジャズでも好きです。


7 池ノ下吸盤ボーイズ
(キューバンパルコ)

 最近、慶一さんはギターが派手になって来ました。これからは2ギターのアンサンブルの妙が聞きところかな?ムーンライダーズ名物が増えるって寸法よ。それにしても誰かとツアーやりたい感が強い白井良明であります。たとえば、ピーターゲイブリエルとか・・・あ、いっちった。

8 ビッグアニマルインズー
(エレファント)

 こういったイケイケロックをやってりゃあ御満悦な白井でありますが、さいきんファンの人の元気があまり感じられないのは僕のひとり合点か?お互いにむき出しゴッこのがオモロイと思うのだが、この間は3バンドだったしね!疲れるよね、無理しないで行こう!!

9 ヒヒュ=ホフウヒン
(気球と通信)
  今回の3ピース路線のアレンジのなかでも成功したと思われる作品。グランジーなサウンドから溢れ出るパワーと希望は百聴に値万金。こういったさびと平歌の変化はスリピならではの醍醐味ですな。

10 コンビくんでくれないっしょ!
(トンピクレンコ)
   
  ラモーンズやグリーンデイのように演奏したかったこの曲。みなさんと盛り上がりました。ありがとうございました。

11 林家三平かコブ兵か?
(フズゴナダイファースト)  
 
  気持ちはピストルズ。非常にパンクな気持ちで演奏したかったが為にアレンジングでありました。

12 地球上でもっとも遠い国同志の音楽
(ロシアンレゲエ)
 
頭から3曲がアートポート曲、そしてこの曲がアートポートの代表曲。以上4曲はストラトキャスターでプレイ。かつてのイメージ。その他最近のイメージではレスポールで弾きました。太くてシンプル。それが今のアルトポルト

アンコーラ 13 ヌルヴァーニー
(くれない埠頭)
  
  リハの時にアンコールどうしよう?って皆で話し合っていまして、
「パンクマイウエーみたいになんかをパンクにしよう!」
「でもなんでもパンクにすりゃいいってもんでもないだろう!」
「色んな意見はあるがここはやはりくれない埠頭か?」
「じゃあ、パンククレナイ埠頭だな」
「うむむ、イメージ今いちじゃな!」
「グランジングしたらどうだろう?ゆっくりなんだけど、重くハードに」
「おし、やってみよう」
やってみたら凄いハマッタのでやってみました。今回2回目の発見。イカシタグランジロックになりました。

 てな訳で無事終了、ゲストの慶一さんもありがとうございました。宍戸留美さんうずまきさんもお疲れ様です。夏に向かってムーンライダーズは野外イヴェントにも出たいと思っていますが、 実現できれば嬉しいです。

 


::こうすると痩せてみえるかな?


こうすると更に?
変わらん 、変わらん!

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