「素朴で過激な毎日」の紹介

非常口まで、あと10分。21世紀まで、あと13日!
2000年12月19日(火) 下北沢 Club Que

2000年4月にウエケンとカズとリエちゃんとプリンス(三菱地所)と純子さんが来てうちで飲んでいたところ、ウエケンが「良明さん、アクーステイックのギグをしましょう!」と言い出した。「ウン、ナカナカいいじぇねえか!」と俺は言った。

近藤君、上田ケンジ、 花田君、僕
左から近藤君、上田ケンジ、 花田君、そして僕

ポワワワ〜〜〜ン(回想系)
そもそも弾きがたりを発想したのはどういったところか?

  1. 哲夫のバックでありとあらゆる人の弾き語りを聴き、基本的には大ロックであろうがクラシックであろうが、ギター一本で完結していないとまずいんじゃないか?ある種歌のみ無伴奏でも・・・と思ったことが始めの一歩。これが28年ほど前。
  2. そんなこんなで、僕はムーンライダーズのステージでトラベシアやら犬にインタビューやらを試し始める。犬にインタビューにおいては、昔フジテレビでやっていたインタビュー番組をパクッたポエトリーリーディングを時代に先駆け過ぎてミックスしてやってみた。むろんまわりは無反応。
  3. あっそうだ!それより以前にコステロのライヴをロイヤルアルバートホールで見て、その堂々としたアングロサクソニックな弾き語りにかなりロックを感じ、こりやぁやらなアカンと厳しく思ったりしたのであります。やはりなにをやっても人間力であります。

プロデュースワークがここ近年かなり増えてきて、それにかまけててはいかん、と思い、ウエケンに教えられたようた気がして、やろう!と思ったのであります。

そんなこんなで4月には自作楽器のギタギドラとさいとういんこのポエトリーギドラをやった訳ですが、やはり全体的にチョいどよー〜んとし過ぎてて、さわやかに行こう!って気になりまして、白井は弾き語り、いんこはその間をぬってポエるという構造のギタポエラに序々に移行していったのです。新宿、上野(右写真参照)のポエトリーイヴェント等に参加して、チームワークが向上していったギタポエラはQである種まとまりを得たと言えましょう。新宿、上野のポエトリーのイヴェント時はポエトリーが好きな方々がほとんどだったので、とてもオーディエンスが集中力がありました。@Queでは、はじめて体験する方々がほとんど、とても新鮮な雰囲気で迎えていただきとても感謝かんしゃ。すごいいいお客はんばかりでした。&ワンモアミ−ニングをかましました。ムーンライダーズの2001年の活動のプロットとしても試したいということで、ムーンライダーズナンバーをメインにいたしました。 曲は

  1. 花咲く乙女よ穴を掘れ
  2. いかすマウンテン(白井ソロ曲)
  3. ニットキャップマン外伝
  4. さよならは夜明けの夢に
  5. スイートビタ−キャンディ
  6. トラベシア

お馴染みのナンバーばかりなのですが、ポエトリーが加わり、私のイカシタ生ギターが支えることによってとても新鮮なムーンライダーズナンバーになったと思うし、あたらしい方法とエモーショナルさも損なうことのないいいバランスであったと自負してます。 ギグ自体はピールアウトの近藤君、友達の上田ケンジ、もとルースターズの花田君、そして、僕という構成。僕が一番おやじなので、出番は最後にしてくれました。ありがとうございました。

最近は結構ブラジリ−ムードというか、決してボサノバではありませんが。それは、ボサノビーとでもいうようなものだと思っています。ラーメンが中国にないのと同じように日本にもボサノバはなく、あくまで、ボサノビーが存在するのではないでしょうか?。容は形式ではなくその人柄であり、匂いであり、聴く人にとっては共感感と、幸せ感ですから。

僕が選ぶ曲に応じていんこが適当なポエを選んで来てくれます。その適応度の凄さといんこの匂いに反応しながら、僕は歌を歌います。いんこは自由にポエリます。僕はある程度メロや歌詞を作らなければならないので、一曲作るのに時間がかかります。制作のスピードという点では僕の方が遅いですが、どんどんレパ−トリを増やせば増やしただけの拡がりが二人の世界にはあります。あと簡単なリズムボックスやかるいパカッションをつかえ長期ツアーも夢ではありますまい。

また4月くらいにウエケンがやりましょう。といってくれたので、やりたいでござる。皆様も是非足をお運びください。

次回レポートは2000.12.28のピットインにしよっかな?

(2001.01.04)

ueno ポエトリカン・ジャム2000ueno ポエトリカン・ジャム2000
2000年上野で行われた
ポエトリカン・ジャムセッション。

at Club Que 1at Club Que 2
ClubQueステージにて。 右はさいとういんこさん。

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